CentOS6.4にVNCを導入してMacからリモートログインする

CentOS6.4にVNCを導入してMacからリモートログインするhosiiのメモ帳SSHさえ導入してしまえばリモート操作でサーバを弄れるが、GUI操作しかできない事を使用とすると結構不便。そこで、リモート環境からGUI操作を可能にすべくvncserverを導入する。


今回はtigervnc-serverをインストールしてみる。

ソフトウェアをインストール
# yum -y install tigervnc-server
# vim /etc/sysconfig/vncservers

最後の2行のコメントアウトを外し、以下のように編集
VNCSERVERS="2:hoge(個人用ユーザ)"
VNCSERVERARGS[2]="-geometry 800x600 -nolisten tcp"

個人ユーザになってvncパスワードを設定。パスワードは2回聞かれるので同じ物を
# su - hoge
$ vncpasswd

rootに戻りvncサービスを起動させる
# service vncserver status
Xvnc is stopped
# service vncserver start
Starting VNC server: 2:hoge

ホームディレクトリ配下の.vncディレクトリがあることを確認
# ls /home/hoge/.vnc/
localhost.localdomain:2.log  localhost.localdomain:2.pid  passwd  xstartup

ウィンドウマネージャをGNOMEに変更
# vim /home/hoge/.vnc/xstartup
最終行をコメントアウト
#twm &
その下に以下を追加
exec gnome-session

サービス起動しっぱなしはどうかと思うので落としておく
# service vncserver stop
Shutting down VNC server: 2:hoge

普段の運用としては、SSHでCUIログインして、必要なときのみVNCを起動する方が安全かと。
こちらはシンプルな起動と停止方法。vnc経由でログインしたいユーザになってコマンドを実行する。コマンドの最後に付ける数字はポート番号。5900に数字を足した物がポート番号になる。

ポート5901で起動
# vncserver :1
ポート5901で起動しているvncを停止
# vncserver -kill :1

あとはお好みのVNCクライアントでサーバにアクセスする。
もし繋がらない場合はファイアウォールでポートが塞がっていないか確認。

今回はMacの標準ビューアでVNC接続してみる。
Finderのメニューバーから「移動」→「サーバへ接続」。
スクリーンショット(2014-01-16 22.53.45)

プロトコルはvncと入力。その後ろにサーバのアドレスとポート番号を入力。
今回は「vnc://192.168.1.60:5901」とした。
スクリーンショット(2014-01-16 22.54.43)

パスワード入力を求められるので、vnc-serverに設定したパスワードを入力。
スクリーンショット(2014-01-16 22.54.53)

暗号化未対応の警告が出るが、今回はこのまま接続。
これでデスクトップ画面が出てくる。
スクリーンショット(2014-01-16 22.55.02)

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