前回の記事では、仮想マシンを使ったWebサービス開発環境について基本的な構成を構想した。今回は、VirtualBoxの仮想マシンで使うネットワークの設定を行う。
VirtualBoxのネットワーク設定
前回からのおさらい。以下の図のように、ホストオンリーアダプター”vboxnet0″と、NATネットワーク”nat0″を作成する。
まずはVirtualBoxをGUIで起動し、ファイルから環境設定を開く。
設定画面が出てきたらネットワークを選択。”NatNetwork”をクリックし、画面右側にあるドライバーのようなマークをクリックしてプロパティ画面を出す。
以下のようにネットワーク名を”nat0″、ネットワークCIDRを192.168.3.0/24、DHCPのチェックを外してOKをクリック。ネットワークCIDRは数字を全て削除する事ができないので、1オクテットにつき1文字ずつ削除と追加を繰り返す。
ネットワークの設定に戻ったら、ホストオンリーアダプターのタブを選択。画面右側にある、基盤に緑に+の入ったマークをクリックしホストオンリーアダプターを追加する。
名前を”vboxnet0″としOKをクリックすると、ホストオンリーアダプターが1つできあがる。NATネットワークと同様に、画面右側のドライバーのようなマークをクリックしプロパティ画面を出す。
IPアドレスを192.168.2.1、ネットマスクを255.255.255.0と入力する。IPv6は使わないのでそのままでおk。
OKをクリックしてプロパティ画面を閉じ、さらにOKをクリックして環境設定の画面を閉じる。これでVirtualBox自体のネットワーク設定はおしまい。
次回は仮想マシンの作成から。
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