WindowsのノートPCが1台欲しくなり、秋葉原の中古販売店でソコソコの価格、ソコソコの性能のものを買ってきた。以下のスペックで2万円なり。
Frontier FRNP213
OS: Windows 7 Home Premium
CPU: Intel Pentium B940 2.0GHz
RAM: 2GB
HDD: 320GB
LED: 15.6型ワイド
光学ドライブ: DVDスーパーマルチ
久しく中古販売店でWindowsPCを買っていなかったので、WIndowsのリカバリ方法について調べたメモ。
中古PCのWindowsライセンスについて
最近の中古PCは、MARプログラムと呼ばれるマイクロソフトの中古PC再生用施策で発行されたライセンスを使用して、Windows7を新たに入れ直し販売されている。
個人情報に対する考えがシビアになっている昨今、中古PCは販売前にHDDのデータを消去する場合が多い。企業からのリースアップ品や、元からリカバリデータがHDD搭載のみ製品は、リカバリディスクが無いのでWindowsを入れ直す事ができない。そんなときの救済策として、MARが主流になっている模様。
購入時の状態
中古PC再生用ライセンスを使用して入れ直されたWindows7は、HDDからのDtoDリカバリに対応している。PC起動時に、Windowsの起動とリカバリプログラムの起動を選択できるようになっており、OSが壊れた場合はこのリカバリプログラムを利用してシステムをリカバリできる。
しかし、HDD自体が故障した場合は、当然ながらDtoDリカバリのプログラムを起動させることができなくなる。
リカバリディスクの作成
Windows7には、標準でリカバリディスクを作成する機能がある。HDDの故障に備えて、購入してすぐにこの機能でリカバリディスクを作成した。
まず、Windows7のスタートメニューからコントロールパネルを開く。
ここでは、システムイメージをHDDに保存するか、光学ディスクに保存するか選択できる。今回はDVD-Rにシステムイメージを保存するので、光学ドライブ(Dドライブ)を選択する。
ウィンドウ下のOKを押すと、バックアップされるドライブが表示される。問題なければバックアップの作成を選択。
空のメディアを光学ドライブに入れるようにと言われるので、DVD-Rを光学ドライブにセットしてOKを選択する。
ディスクが複数枚必要なときは、何回かディスクを交換するように言われる。
今回は、ディスク容量が17GBに対して、必要なDVD-Rは2枚(4.7GB x2)だった。また、だいたい1時間でディスク作成が完了した。
システムイメージを作り終えると、今度はシステム修復ディスクを作るか聞かれる。このディスクはそれほど容量を必要としないので、CD-Rで十分である。
CD-Rを光学ドライブにセットしOKを選択するとシステム修復ディスクが作成される。
以上でリカバリディスクの作成はおしまい。
システムをリカバリする
HDDが故障して交換したときなどは、以下の手順でシステムのリカバリを行う。
・システム修復ディスクを使ってPCをCDブート
↓
「以前に作成したシステムイメージを使用して、コンピューターを復元します。」を選択
注:この時点で、システム修復ディスクを光学ドライブから取り出し、システムイメージディスクをセットしておく
↓
あとは指示に従って画面を進めていく。
※リカバリディスクを作成するPCと復元するPCが同じハードウェアの場合は今回の手順で事足りるが、
・リカバリディスクの内容をディスク作成元と異なるPCに復元
・MacOSXのリカバリディスクを作成
という用途の場合は↓のAcronis True Imageを使うと手っ取り早く済むのでオススメ。
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