ちょうど契約更新月になるモバイル回線をWiMAXからFUJI Wifiに乗り換えてみたので、その感想。
目次
WiMAX2+の問題点
6年近くGMOとくとくBBのWiMAXを利用してきた。その中で課題となったのは以下の2点。
長期利用時の料金の高さ
もともとは2014年にWiMAXのプランを契約していて、月3878円の料金だった。その後、2015年にWiMAX2+ への乗り換えキャンペーンがあり、料金は3897円に。さらに2年経ち、キャンペーン割引が切れたタイミングで4603円に料金が値上げされた。
よくよく計算すると、現状料金では1年で55236円の料金を払うことになる。モバイル回線にここまで払えるほど高所得者ではないので、これは改善しなければならない。
電波エリアの狭さ
主に東京都内でモバイル回線を使用している。地上であれば、WiMAX2+の電波でも十分使えるのだが、一度地下に潜ると一気に電波を拾わなくなる。
以前引っ越してから通勤時間の半分以上が地下鉄での移動となったため、通勤時間にほとんどWiMAXを利用できない状態になってしまった。
FUJI Wifiの導入
前述の課題を打開するため、電波のエリアと料金ともによさげなレンタルWi-fiサービスのFUJI Wifiを契約してみた。
契約したプラン
月50GBまで使用できるプランを契約した。おまとめプランにすることで、なんと月額2480円!とても安い。
レンタルルータは、紛失だけでなく故障時も弁済金が必要だったので、SIMカードのみのプランにした。
また、長期間利用する予定なので、初めに13ヶ月分の料金をまとめて支払い、その後は割引後の料金を月払いするおまとめプランとした。
届いたもの
申込日の2日後にクロネコヤマトのネコポスでポスト投函されてSIMカードが届いた。日中仕事で家にいないので、ポスト投函はありがたい。

内容物はパンフレットと、SIMカード(nano SIMタイプ)、SIMカードのサイズを変換するアダプターとなる。
SIMカードとアダプターは、100均に売っている名刺入れに入っている。

ちなみに、パンフレットを含めSIMカードおよび付属品は無くしてはいけない。返却時に不足品があると弁済金が必要になるので注意。
追加で購入したもの
モバイルルータは自前で用意することにした。
FUJI Wifiはソフトバンク回線が用いられているので、ソフトバンク回線の4G周波数帯域(バンド)に対応するWifiルータを購入すればよい模様。
下記サイトを参考に、Band 1, Band 3, Band 8の対応を必須として調べてみたところ、NECプラットフォームズのAtermシリーズが良さげ。
参考:【2019年最新版】日本の全キャリアの4G周波数帯まとめ
現行モデルのMR05LNは価格が高く、中古でも2万円ほどする。それほど機能に違いがないので、1世代前のMR04LNを中古で7000円ほどで購入した。

SIMカードサイズは以前主流だったマイクロSIMだが、FUJI Wifi付属のSIMカードアダプタをかませば全く問題なし。デュアルSIMスロット搭載で切り替えができたり、通信容量のカウンタ機能が付いていたり、使い勝手の良い製品である。
使用してみての感想
電波エリアの広さ
さすがはソフトバンク回線、WiMAX2+と比較すると電波の入りは雲泥の差であった。地下鉄やビルの窓際から離れた場所でもかなりの確率で電波がつながる。速度もコンスタントに10Mbps以上出るので、スマホやタブレットで動画鑑賞も全く問題なくこなせる。
料金の安さ
大手通信キャリアはもとより、WiMAX系のプロバイダよりもさらに安い通信費は驚異的である。使い放題プランだと6000円だが、現在の用途では50GBのおまとめプラン(月2800円)で十分だった。YoutubeやAmazon Prime Videoの動画を長時間鑑賞しても1日1GBちょっとなので、今後も全然いける。
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