今回は、子供の見守りカメラとして、TP-Link Kasaカメラ KC100を導入してみての感想について。
困っていたこと
今年に入り子供が生まれてからというもの、授乳や寝かし付けで何かと子供の様子を見ることがある。洗い物や掃除をしているときは離れた部屋に寝ている子供の様子が見られないので、ミルクを吐き戻していないか、布団を被って息ができなくなっていないか等、気になる場面が多々あった。妻からも同じような意見あり。
見守りカメラの導入
ネットワークカメラ製品であるTP-Link KC100を子供の見守りカメラとして導入してみた。
開封
開封すると、画像のものが入っていた。
本体の他に、以下の付属物があった。
- USB給電機
- USBケーブル(3mくらい)
- 壁への固定用ネジ
- 説明書類
設置
子供の寝ている布団が窓際なので、給電用のUSBケーブルをカーテンレールに這わせてレールの端に輪ゴムで固定した。カメラ部分は根本が球体になっていて台座から180度回転するので、レンズが真下を向くように設置した。
スマホの設定
メーカー純正アプリのKasa Smartを使用して設定した。流れは以下の通り。
- Google Playから、アプリをインストール
- アプリのアカウントを作成
- カメラを検出して無線LANのSSIDとパスワードを指定(最初はBluetoothで繋いでいる?)
- アプリでカメラの映像が閲覧できることを確認
使用感
当初の困りごとは概ね解決できた。特に、以下の点が便利に感じた。
- インターネット経由でカメラに接続できるので、外出先からも映像を閲覧できる
- ナイトモードが結構優秀。照明を消していて子供の顔まで見える
- 映像内のエリアを指定した動体検出機能があり、寝ている子供が起きるとスマホの通知で気付ける
スマホだけで操作が完結する本機は導入して良かったと思っている。
赤ちゃんの見守りだけでなく、ペットの留守番や高齢者介護など、様々な用途に活用できそう。
気になった点
セキュリティの問題
一番気になったのはセキュリティ上の懸念である。プライバシーの保証は謳われているが、インターネットを介してTP-Linkのサーバと常時通信しているので、安全性はあってないものと覚悟したほうが良いと思う。そのため、子供の寝場所以外はなるべく映らないようにカメラを設置した。
より厳格にセキュリティを保つには、カメラを接続するネットワークをVLANで隔離したり、専用の無線APを用意するもの考える必要があるかもしれない。
なお、偶然かもしれないけどアプリのアカウント作って数分後に、同じメールアドレスを使用しているLineアカウントに不正アクセス通知が来たのはちょっと怖かった。
カメラの画角
このカメラは画角がかなり広い。試しにカメラを前方に向けたところ、以下の画像のように部屋全体が写ってしまった。我が家は賃貸なのでカメラを壁にねじ止めできないのだが、持ち家の人は、目当ての被写体が大きく映るように、カメラを壁に固定したほうがよいと思った。
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